日比谷線のガラスが粉々になり割れる事件。
ありましたね。
怖いですが…
これは
強化ガラスの劣化のようです
昔は自動車のフロントガラスにも使われていましたが
今は合わせガラスになって
急激に粉々になる事は無くなりました。
強化ガラスは
生板ガラスを熱して焼きを入れて強化しますが、
中には数年で劣化して自然に割れる事が有ります。
その時は粉々になるのが特徴で、
生板ガラスのように大きくは割れません。
劣化の一番の原因はこばめんという、
ガラス板の周囲の面に傷が既にあった場合、もしくは直前に傷を付けてしまった場合です。
まるで生き物のように
傷があっという間に
一瞬で全体に行きわたり破壊されます。
最初の傷は多分目に見えないほどのミクロン単位ですが
ミリ単位になったとたんに
爆発的に破壊が一瞬で起こります。
大抵はガラス工場のこばめんの磨きの段階で付けてしまいます。
日比谷線は古いですから
地下鉄のガラスの管理をしっかりしてほしいものですね
そのように思っています