わたしは、ここ最近の社会問題、
つまり引きこもりの人を懸念した問題を
他人ごとでないものとしてとらえています
思えば、
自分の身内にあたるひとのことですが
会社をリストラされて
家にいるため
介護に専念し
それから親をみとった後に
人に必要とされてない、迷惑をかけると思い
自ら命をたってしまった、という悲しいことがありました
ずいぶん前です
思えば、
この時、
私は非常に恐れていたことがありました
それは
いつ自分たちのところにも
暴力的なことをする、あるいは
いってくるのではないか
ということでした
心配で眠れないこともありました
矛先を
私たちのところに向けてくる可能性を
それを案じざるを得ないことがありました
うらやましい、
家族がいていい、
それなのに、自分は……
という
隣の芝生は良く見える、
というものです
けっして
私たちは
ひとがうらやむような生活スタイルを送っているわけではありません
それでも、やはり怖かったです
ですから、
金銭的に、これでもかというほど
援助させていただきました
(非常に苦しいものでした)
ただ、危害を回避できれば、という恐怖を避けるためでした
その人は、
行くには遠い地方にいました
介護をしつつ
働けないやるせなさゆえ、
家庭内で暴力も振るっていました
親は殺されるのでは、と思い
いっそのこと
早くいなくなればいいと
心の中で
かすめた思いが時に
私たちにもあったかもしれません
消えてほしいという願望でした
今思うと、その気持ちを抱いたことすら
恐ろしいものでした
人はこうして
人のことを、なくしたくなるのかもしれないとさえ
思いました
悲しい、また
目も背けたい心理でした
今回のニュースでの事件ですが
引きこもりに関する
悲しい事件がふたつほどありましたが
悲しく思うと同時に
自分たちが
どうしようもなく
震えていた、困っていた昔のことを思い出したのです
つらくても
みっともないことと思っていました
だからこそ、
誰にも
相談もできませんでした
この問題は
自身で言うのも
おかしいのですが、
実は
高学歴の人ほど、
世間体を気にしすぎて
誰にも言えずに
抱え込んでしまうものではないかと思うのです
何もできなかった、
そしてどうにかなりそうなほどに
苦しんだあのことが頭をよぎりました
すべてを重ね合わせて
わたしは泣いたのです
以前
犯罪を犯す人は
若い世代に多いと思われていました
ですが、中高年の人が、
犯罪にかかわる問題をおこしはじめています
どちらも家にこもりがちな仕事のない人に多いといわれています
そして、
ネットでは
そういう人から
距離を置こうという風潮があります
あるいは、
触れない方が無難だから、と
その問題から逃げていきます
今一番大事なことなのに!
誰も触れようとしないわけです
他人ごとだからと、思う人もいるでしょう
大事な問題なのに
そこから
目をそらすかのように
あたかも、
無視したように
華やかな
大金稼ぎばかり
宣伝したものも目につきますね
それは
大変な状況にある人を
落ち込ませるのです
そして、
より一層
誰にも言えなくなり
孤立を促すことでしょう
自分たちはなんでこうなんだろうと
苦しい、苦しい、と
心から……
想像以上に辛いのです……
また、
特定の人をのけ者にする心理は伝染します。
それも、ネットから広がるものです
人を追い込むこの仕組みが
納得いかないものに思うのです!
とにもかくにも、
孤立している人に、
優しい声をかけることが第一です
『あなたが必要なのです
絶対に!』
と必ず
誰か言わないと
ことが
一段落しそうなところで、
自ら命を絶とうとする
あるいは
将来
この人間は
世間に迷惑をかけるかもしれないと
早合点して
殺めおうと考える身近の人間も
でてきます
そうなる前に
防ぐことです
そのためには、
自己表現させてあげることが大事です
生きている使命を
表現により、
かんじましょう
たとえ、仕事がなくともそれで救われます
家に引きこもりがちであっても
徐々に変わります
その人の、数々の経験や、
かつての
いえなかった貴重な経験を
かくのです
そのためにペンネームを使うのもいいでしょう
中高年の人の
引きこもりを
孤立から救いだすために、
電子書籍を書いてほしい
自分の考えでもいいでしょう
すべて
表現しきってから
人生
これからだと
生きていたくなります
そして
世の中で
不思議に
まだやりたいことも見つけ出すこともできます
人生100年という時代です
年齢は関係ありません
希望を持つために
誰でもだすことのできる
電子書籍の発行をお勧めいたします!!