ある人物に潜んだ真実 ~あのカルト集団の無差別テロ事件より

  最近は様々な事件があり、
 いろいろな方が、
 SNSなどの媒体により、
 おかしな拡散被害を
 受け
 もういい加減辞めてほしいと、、
 弁護士を頼むかもしれないというような被害を受けたり

 日常にさしさわりのでる誤解を
 さらに人から被るなどということも
 出てきました

 ですが
 事実である場合以外は
 気の毒なことです

 大変なことだと思います

 まさに報道による犠牲ですね


 

 さて、
 号外が出されました

 カルト集団、オウム真理教の幹部たちの
 死刑が執行されましたというものでした

 またさらに
 ↓       ↓
 このような事実があります


 この報道をする必要があるのかということ、
 これも賛否両論でした
 
 もう少し加害者を
 生かしておいて、
 本当にある
 潜んだ理由を聞き出したかったというひともいます

 ですが、
 教祖の関係者が生きているから
 怖くてはなせないという
 真実を言えないひともいるのではないかともいいます

 


 また

 死刑する日に
 号外報道を昔はしていたのかどうか………
 これは決定したときくらいではなかったのではないかと思うのです。

 私は、
 それはあまりなかったことだと思います
 報道するものが 
 一部
 サイコパス化しているのではないかと

 推理もの、ミステリーものの浸透により、
 世の中が変化をしてきているのを感じてもいます。


 ですが
 なににしても、
 地下鉄サリン事件という
 極悪非道といえる最悪の宗教テロに対し


 被害者関係の方は
 許さない気持ちがつよいのは当たり前でしょう。

 そして、
 もうすこし
 死刑をはやく執行してもらえなかったのかどうかと
 言う声も聞きます

 私は、
 実はこのサリン事件の日に、
 この時刻より30分ほど後にはなりますが
 地下鉄を使っていました
 なぜか覚えていないのですが
 遅くいくことになっていました
 自分の乗る
 この車両の中に
 もし毒物があったらと思うと
 想像するだけで身が震えたものです

 そして、解明が不十分な
 化学兵器さえ、日本で使われるようになったその事実!
 それにたとえようのない
 恐ろしさをかんじたものでした


 この事件の前には
 長野で松本サリン事件がありました

 実はまた
 被害に遭った方をしる方が身近にいました

 学生でしたがとてもいい学生だったようでした

 このはなしも
 気の毒でなりません。

 罪のない人の命を突然奪う、そのようなことをするなど
 

 簡単に
 死でもって

 人の人生を終わらせることは
 あり得ないことと
 激しく憤りました


 被害者のご家族、
 とりわけ、ご両親は
 他界された方もいるのですが

 死刑でようやくことに決着がついたかのように
 納得したということもあるのかと思いきや

 ご家族さえ、
 その当時のことが………
 一瞬悪夢が……… 
 再びよみがえり
 そのトラウマも同時にまた吹き返すそうです

 これはほんとうにいたたまれないです


 


 おまけにこの
 元カルト教団の
 幹部の中には
 すごくいい人だと
 評判のすこぶるいい人がいたのです


 それが林無期懲役受刑囚です

 慶応の心臓血管外科医でありました

 開業医の息子であり、そして慶応に大学からでなく

 中高から入学している裕福な家のエリートです
 大学ではテニス部にいました

 もちろん免許ははく奪


 しかし、最後まで誰かをかばうように
 実際はしていないことを
 自分がやった、といっていたようです
 本当はこの事件がオウムなはずはないと、言い続けていた人なのにです

 この事件をしらなかったわけなのです

 この人は
 人の命を間接的にでも奪ってしまった反省の気持ち、
 謝罪の気持ちが明らかに強く、
 その為か
 恐らく最悪の刑をまぬがれたようです

 いまだに被害に遭い亡くなられた方の名前を
 独房で
 毎日唱え
 そして、詫びお祈りをしているようです


 現に非常に長い間、
 この元ドクターの林氏を
 よく知る人がいました

 この方と同じ病院にも勤めていました

 林受刑囚は、
 とてもやさしく神様のようなひとだったそうです

 先生がそんなことをするわけがないと
 皆に言われていたそうです


 ~からだは治せる、
 しかし医師なのに人の心はなおせない、
 どうしたらいいのだろう~

 とひたすら悩んでいたそうです


 これは神様のような領域にはいるタイプのひとだとおもいます


 そのことを教団が
 利用したような気がして
 私はそれを思いましても

 このカルト集団、やはりゆるすことができないです


 報道などから得れる情報は嘘が多いとか
 過剰な内容があるとかありますが

 よく身近にいたという人が
 はっきりいうのです
 しかも
 普通でないレベルの
 こころのやさしさをもつ。
 多くの人に慕われ尊敬していたようです。


 この人ばかりは 
 一番
 このカルト集団の犠牲になられたようで、


 気の毒でなりません


 どうにかならないものか、

 しかし人の命を奪ったことに
 加担したことに変わりはない
 そういうわけなのです


 ですが
 無期懲役と言う刑になって

 今度は

 一人取り残され
 一人だけ
 生きていていいものかどうか

 自分だけ生きるということの
 罪の意識にさい悩まされるのではないかと
 それが心配ですね
 

 気の毒です


 ………人は冷たいものです


 実力、権威がなくなると途端に振り向かなくなる

 ひとにより、
 あたかもその人が
  見えていないようとでもおもわれるような行動をする人さえいます



 この受刑囚も
 きっとそれを真にあじわっているかも知れません


 (私は大学にいる時に味わいましたことに一年の時に英語をおしえてもらいたいと、皆にちやほやされていたのに英語のない専門課程に入った途端多くの人に知らんぷりされました。身をもって、人が突然に変わるということを味わいました。このような些細なことでさえショックと言う意味で重なります)

 ドクターという、
 人の命などに係わる仕事の場合ですと
 さぞその重圧はひどいものだったことでしょう。

 深刻と言うどころではないです

 もう
 毎日
 神様にすがり
 自分自身が生きているというものの、

 肉体が
 ただ詫びと、ひたすら謝り祈るだけの気持ちで
 生かされている感じでしょう


 これは辛いものです


 
 宗教団体により犠牲を受け、
 そして多くのひとを
 犠牲者にしてしまったこと


 これはずっと
 悔い、いのりつづけ
 ないても
 済むものではないことです

 ですが、自殺をして今の状況から逃げていてはいけない、
 (自殺はこの世で一番の大罪ですから………)

 まさに生き地獄でしょう


 大変だと思います
 ↓     ↓
 サクリファイス

 私は即
 犠牲と言う意味の、
 自分のこの小説を思い出しました
 

 さらに
 生き地獄と言えば、
 こちらです
 ↓    ↓



 いろいろと最近の事件に重なるところがあるので
 お時間のある時にご覧になられてくださいね





 


 



 
0501
 小説、サクリファイスの舞台、門前仲町です
 こちらも地下鉄沿線にある駅で、この近くの茅場町でも事件当時被害に遭われた方もいました